奈良で姿勢改善

トレーニングや治療でも必ず見るのが姿勢です。

姿勢チェックも立位や寝た姿勢、座位の姿勢や片足立ちや前屈など色々な動きからお客様の問題を洗い出します。

 

何故姿勢が大事かと言うと、1日24時間のうちで普段の姿勢が一番長いので使う筋肉が偏ると疲れてきます。

体の痛みも姿勢が崩れると出てくるので、痛みが酷くなる前にトレーニングやコンディショニングで体を整えましょう。

 

スポーツする上でも普段の姿勢が大事です。

普段の姿勢からスポーツ特有の動作に移っていくので、姿勢や重心が崩れると下半身の踏ん張りができなかったり、体幹に力が入れなかったりします。

 

この前テレビでパラリンピックに出たブラインドサッカーの日本代表の担当トレーナーが取材されて放映されてましたが、トレーニングを指導する時に一番大事にされてる事はどれだけ普段の姿勢を良くするかがスポーツする上で大事だとお話しされてました。

 

僕もこのトレーナーと同じ考えです。クリーレンでもテニスやゴルフをされているお客様がきてますが、どれだけ普段から楽な姿勢をとれるか姿勢チェックをしながらトレーニングを勧めてます。

何より大切な普段の姿勢です。

腰痛の方姿勢チェック

立位での姿勢チェック ①ぎっくり腰、腰痛ヘルニアの改善

立った姿勢での骨盤の状態を確認します。

日本人の正常な骨盤は前傾になります。外国の方の方が日本人より骨盤前傾が強いですが。

これは農耕民族の日本人と狩猟民族の外国の方と骨盤の大きさ(広さ)が違うからです。

骨盤が大きい程、前傾姿勢となります。男性より女性の方が出産のする為、骨盤が広いので前傾になりやすいです。

 

大体腰のヘルニアやぎっくり腰を患ってる方は、腰を守る為に腰を丸めて骨盤後傾になってます。

それを改善するにはどうやって痛みを取りながら、骨盤前傾に持っていけるかが腰痛改善には必要です。

立位での前屈での姿勢チェック ②慢性的な腰痛の改善

立位での前屈は股関節から動けてるか確認ができます。

子供の頃は股関節から動く事が当たり前でしたが、大人になっていく内に姿勢不良や長時間の同じ姿勢、座った状態での足組など、どんどんと体の使い方が悪くなってきます。

 

腰痛になってる方は腰から動く癖がつくので、前屈する時に足の付け根の部分の空間が空きます。そして腰が異常に動きやすくなります。

 

腰が動きやすい状態で掃除などの家事をするとすぐに腰が痛くなります。

僕も建築の仕事をしてる時にクワでセメントをこめる時は、腰が激痛になって困りました。

 

今考えると股関節から体が使えていれば腰痛にもならなかったと分かります。

トレーニングだとデッドリフトをやるとお客様の股関節の使い方が分かるので、改善が必要か分かります。

 

デットリフトで腰が痛くなる方は腰の反り過ぎの方か、股関節が使えてない方ですね。

トレーニングフォームが分からない方はデッドリフトのトレーニング写真がマシントレーニングページでご確認下さい。

片足立ちのフォームチェック ③膝痛改善

片足立ちでの姿勢チェックは、主に膝が痛い方の原因を探る為にやります。

この姿勢では足裏の重心の乗り方、膝の向き、中殿筋の筋力があるかを判断します。

 

まずは足裏は小指側だけでなく、親指の付け根にも体重が乗ってるかで膝の負担がかかってないか判断します。

特によくあるのが靴の外側でけすり減ってしまう方は、足裏が正常に使えてないので足の外側に体重がかかり足が太くなります。

 

膝の向きは内に向きすぎてないかチェックします。膝が内側に入り過ぎると痛みが出やすいです。

専門的にはニーインとも言われています。

 

中殿筋の筋力は片足立ちになった時に、体が外側に流れてないかで判断できます。

お尻の筋肉はバランスを保つ働きがあるので、筋力がしっかりとあれば体は傾きません。

姿勢や動作チェックをしないと体の痛みを出してる原因が分からないので、治療やコンディショニングをする時に必ず必要です。

ダイナミックランジで踏み出し方のフォームチェック ④膝痛改善

スポーツしてる方や、ダンスをしてる方に特にあるのが普段は痛くないが、運動の時に膝が痛くなる時のする姿勢チェックです。

この痛みの原因を探るのは、写真のようの足を前に踏み出すフロントランジが分かりやすいです。

 

フロントランジをしると正常な方は真っすぐ足が前にでますが、膝が痛い方は足が内側に入ってしまいます。

内側の膝裏の筋肉が硬くなってしまった為に起こる動作で、内側の太もも裏を解さないと痛みが解決できません。

 

特に普段から体を動かしている方は静止姿勢だけではなく、お客様の動いてもらって痛みを出してる原因を探りましょう。

ウォーキングでの姿勢チェック ⑤体の歪み改善

足を組み癖がある方、普通に立っても片足が前に出て足を揃えて立つのがしんどい方はウォーキングすると体の歪みはよく分かります。

 

人間の体は片側に重心をかけると自然と自分の体が倒れないように、骨盤や肩甲骨でバランスを取ろうとする働きがあります。

専門的にいうとカウンターをかけると言われます。

 

片側の肩甲骨が下がったり肩が片方が高いと言ってこられるお客様は、姿勢チェックすると体のバランスをとるために肩や肩甲骨が高くなってしまう事が多いです。

 

だから人間は片足を痛めたりすると全身に影響してしまう事がよくあります。

スポーツ選手がケガをすると、練習してると他の個所も痛めて怪我が中々治らなくなってしまうのもこれが原因ですね。

お客様がしんどい箇所を治すのは簡単ですが、継続して痛みが出ないようにするには足先から整えないといけないので治療には時間がかかります。